出会いは5年前に遡る。
まだyonigeを結成する前の牛丸ありさ(Vo&Gt)は、ある日突然、SNS上で山田に「ライブに来てくれますか?」と呼びかけた。それから数年後、山田は本当に彼女たちのライブに現れ、当時そのことは大きな話題となった。その後も交流は続き、いよいよ今年、念願のメジャーデビューが決定したyonigeは、デビュー曲のMVへ出演して欲しいと山田に依頼。しかし山田は、それならば彼女たちの楽曲からインスパイアされた映画を作ろうと提案し、自らが主演を務める形でショートフィルムが製作されることとなった。

監督・脚本を務めたのは、映画『愚行録』で監督デビューを果たした実力派・石川慶。yonigeのデビューアルバム「girls like girls」のリード曲「ワンルーム」の詞の世界観や物語から着想を得て、このたびオリジナルで脚本を書き下ろした。
共演は、数々のドラマや映画で活躍する女優の中村ゆり。劇中では、山田演じる理容師・高志の幼馴染で元恋人という役柄。ぎこちない会話の間で揺れ動く心情に、観る者はくぎづけになる。

14年ぶりに再会した二人。 過ぎ去った「時間」に戸惑いながらも、かつての甘酸っぱい記憶のカケラをひとつひとつ、ゆっくり手繰り寄せていく…。